理想の土地から始まった家づくり
結婚を機に、マンション住まいから一軒家への引っ越しを考えるようになったM様ご夫婦。まずは土地をあちこち見て回ったものの、当初は予算より高いところが多く、なかなかよいところが見つからなかったそうです。
自然いっぱいの現在の土地と巡り合ったときは、アウトドアや車が大好きな自分たちにぴったりの場所だと感じました。「町からも遠くないし、通勤も大変ではない」ことから決定に至ったのだとか。
家づくりは近隣の方のご紹介で札幌の設計事務所、ヒココニシアーキテクチュア株式会社さんにお願いすることに。設計士さんが信頼のおける工務店としてすすめてくれたのが西川工務店でした。
大きな窓から眺める自然豊かな風景
明るい日差しの差し込むリビングは、木のぬくもりあふれる雰囲気。ご主人のご要望だった「土間」が玄関からリビングまで段差なく続き、そこに薪ストーブを設置しました。一段高くなったフローリングのリビングにソファーやキッチンがある仕様です。
せっかく緑の多い土地で暮らすのだから、と、リビングは窓を大きくすることにこだわりました。天井も吹き抜けにしたことで、開放感のある広々とした空間に仕上がっています。
キッチンから部屋全体が見渡せる間取りもお気に入り。「子どもの様子を見守りながら家事ができるんです」と奥様。キッチンはご夫婦たっての希望でウッドワンというメーカーに決めました。正面には無垢材が使われ、天板はステンレス素材という凝った仕様です。札幌のショールームまで行って選ばれてきました。
「このキッチンじゃないと、と営業の渡辺さんにはわがままを言いました。嫌な顔をすることなく、親切に素早く対応してくれて感謝しています」とご主人。
プライベート空間を経由しないヨガ部屋
自宅でヨガ教室を行う奥様のために、玄関から直通のレッスン部屋も作りました。
時節柄を考え、部屋の前には手洗い場も用意。生徒さんはプライベート空間であるリビングを経由せずに、直接レッスン部屋に向かうことができます。
「レッスンで仰向けになると窓からちょうど外の風景が見えるんです。生徒さんにとても好評で」と奥様は嬉しそう。
ご夫婦二人の寝室や子供部屋、そして浴室は2階にまとめました。工夫した間取りで、暮らしやすい動線を実現しています。
1年に渡って重ねた打ち合わせ
着工前の打ち合わせは、途中で奥様の妊娠・出産があったこともあり、1年に及びました。
毎月1回札幌から設計士さんが来るタイミングで打ち合わせを行い、その後も2~3か月に1回程度話し合いを重ねてきました。
「子どもが生まれてからは時間を取るのが難しくなってしまって。子どもが寝た後、夜7時過ぎからオンラインでの打ち合わせにしていただきました。お陰様で夫婦二人で参加でき、本当に助かりました」とMさん夫妻は語ります。
プロ目線でしっかりアドバイスしてくれたことも印象に残っています。「リビングの窓を道路側も大きくしたい、と希望したんです。そしたら、道路側は雪が落ちるから窓は大きくしすぎない方がいい、と提案してくれました」。自分たちでは判断できない部分を丁寧に伝えてくれる姿勢に信頼感を感じてくれたそうです。
自然豊かな環境のもと、こだわりの空間で日々を楽しむをMさん一家の笑顔が素敵でした。
西川工務店担当者より
自然があふれる場所での家づくり。設計者様がお施主様のたくさんの想いをまとめあげ、提案し形にしていく仕事を間近で拝見させていただきました。
工事完成後に訪問した際に、家族みんなで外遊びをしたり、ご友人が集まって談笑されたりしているところを拝見し、新しいお家が笑顔溢れる場所になっていることが喜ばしい限りです。