建築大工

Hiroyuki Kitamura

社歴
2003年入社
所有資格
1級建築大工技能士

大工の仕事が好き。お客様が喜んでくれるから、頑張れる

仕事内容を教えてください
基礎から仕上げまで、他社ならやらないようなところもすべて自社で一貫して手がけています。そこが一番違うところですね。機械でカットされたものを組み立てるだけじゃなくて、「墨付け」までやってるところはほとんどない。技術的な面で要求されるものは大きいですが、できるようになれば強みになります。
特に得意なこと、好きな工程はありますか?
だいたい得意(笑)。小さいこと、大きいこと、どの工程でも大工の仕事が好きなんです。自分でできることが増えるほど、楽しくなっていく。この仕事に就いたのは、知人に大工の人がいて、16歳の頃にその人の所でアルバイトをしたのがきっかけでした。木を削ったり、基礎の部分を作るのを手伝ったり。それが楽しくて。30年続けてきて、ミリ単位の細かな仕事が辛くて挫折したこともありましたが、それでも戻ってきたのはやっぱり、好きだからなんでしょうね。自分で考えて、やれることがたくさんあるのがいい。悩んでも、それでもいいんだって思えるようになりました。お客様(施主)が喜んでくれるから、頑張れます。自分にできる限りのことで、応えたい。
仕事をするうえで、大切にしている「考え方」を聞かせてください
お客様(施主)のことを考えて、「丁寧に、きれいに」保つこと。作業の途中であっても、現場はきれいなほうが気持ちがいいですよね。散らかっているとケガにもつながります。これは、社長から教えられた考え方。
仲間との印象深いエピソードを教えてください
みんな「熱い」ね。面白いというか。西川工務店に入った頃はずっと「うちの若いの」と呼ばれていたんですけれど、あるとき「仲間」と言ってもらったことがありました。それはすごく、感動しましたね。この道50年のキャリアを持っている先輩たちと一緒に働きながら、今でも勉強させてもらっています。
若手育成の面で考えていることはありますか?
新人さんは覚えることが多くて大変さ~! 全部見て覚えるなんて、無理な話です。できるだけしっかり、伝えてあげたいなと思っています。でも失敗はいろいろ経験したほうがいい。道具の使い方から安全面の管理まで、現場でないと学べないことがたくさんありますからね。